HOTROAD通信

ザ・ドキュメント

マネージャー本間

『ザ・ドキュメント 学校の不正解 ~「当たり前」からの卒業~』
4月8日(金)深夜1時25分~深夜2時25分 カンテレ(関西ローカル)
ナレーション:桐谷健太
https://www.ktv.jp/document/220408.html


新型コロナによる一斉休校明けに大改革に踏みきった池田市立北豊島中学校。改革の2年間に密着した『ザ・ドキュメント 学校の不正解 ~「当たり前」からの卒業~』を8日(金)深夜1時25分からカンテレで放送する。ナレーションは俳優の桐谷健太が務める。
当番組は2020年9月に放送した「学校の正解」の続編。コロナを機に未来の学校づくりに挑んだ北豊島中学校は全ての行事に生徒中心で取り組む。コロナ禍の制約の中で生徒会は「誰も取り残さない」体育祭を考えるが、準備を進めていく内に教師たちとの意識のズレを感じる。生徒主体の体育祭にするため教師たちは日夜フォローに回るが、“楽しそうじゃない”と言われてしまう。教師と生徒が初めて本音で向き合ったのは本番前日のことだった。
修学旅行の実行委員会はどうグループ分けをすれば“孤立”を作らないかが課題だった。クラスで分けるか学年で分けるかで何度も話し合うが、なかなか決まらず揉める。誰かが取り残されないよう苦労する委員が取り残されることさえあった。
生徒会のメンバーは新しい生徒会への引継ぎで、 “誰も取り残さない”という言葉の意味を考えずに先輩たちから受け継いだことを明かし、目標についてしっかり話し合ってほしいと伝える。
改革について様々な思いを抱きながら​3年生は卒業に向かう。
“誰も取り残さない”という合言葉のもとで「自立」と「自律」を目指した北豊島中学校の2年間​を通して、未来の学校づくりはどうあるべきかについて考える。
ナレーションを担当した桐谷健太は「コロナでいろんなものが変化して、立ち位置や生き方によって見え方が全部違う。全体としてこれが正解とか不正解とかは言えないですよね。決めるのは自分だから、みんな違っていいと思うし、他人が決めることではないと思います。子どもたちがいろいろ考えて、いろんな思いで動いたってことが素晴らしい。」と番組の感想を語った。
学校が取り組む全員担任制と修学旅行の自由なグループ分けについて聞くと「自分の好きな先生と面談をやれる全員担任制っていうのはすごくいいと思いますが、ちょっとした摩擦が自分を成長させてくれることもあると思うんですよね。好きな人とグループを組んで修学旅行に行くのも楽しいですけど、好きじゃない人の意外な一面を見て気づく『心の筋トレ』みたいなこともある。晴れているから気分いい、雨が降ったからものすごく気分悪いって周りに振り回されるよりも、どんな状況でも自分が好きな自分でいられるっていうのが大事じゃないかな。」とメッセージを寄せた。